そんなわけで行ってきました、東京句会。もちろん惨敗w最近ひとに分かって貰おうとか読んで貰おうとかいう気持ちがとても希薄になっているので順当な結果。こんな人間が句会に出ていて果たしてうまくなるのか甚だ疑問ではある^^;
念願の汽白さんご本人にもお目にかかれたし、おひさしぶりっこのやよいさんや本村さん、在関東の諸氏方々にもお目にかかれて旧交を温め、お初の皆様にもご挨拶できたからそれだけで満足^^
その昔、汽白さんはクリニックにずっと投句してくださっていて、私が担当してるときには何度キレそうになったことか(笑)なんかぐちゃぐちゃとしたような言い回しとかそうでなければ「ダジャレ?」みたいな癖のある句が多くて本当にコマッタ。でもどこか面白げなところのあるヒトだったので船団の誌上で名前をお見かけするようになってとても嬉しかった。別名地獄大使、とも。実は当時もう一人インテリ難解派な方がいて私は勝手に「
東の汽白、西の三人水」と呼んでいた。最近は元三人水さんも船団に入られた由、こちらもお目にかかれるのを楽しみにしていたりw
翌日は銀座は鳩居堂でスミコさんとデート^^お茶しながら二時間ちょっとぐらい俳句の話を。「句会に出ればうまくなるか」が主なテーマになってしまった^^;
その節「先生、なにがうまくなるんですか」と思わず疑問を呈したことがあって・・・というのは以前書いたのだけれど・・・。
実はまさかの反撃に、先生は虚を衝かれたという体で(アタリマエだ、そりゃ普通「すみません、出るようにします」という殊勝な言葉を期待されているに違いないところに「何がうまくなるんですか」って切り返したんだ、私は・・・・)、「いや技術とか、なにかあるでしょ」って・・・・。技術かぁ・・・・・。
まあ、句会って結局「どう読まれるか」を確認する場所なんだよね。だから、自分の表現力とか措辞の適切さとかを確認する場所だと思う。
スミコさんがおっしゃる「信用できる目のある句会は大事よ」というのはそういうことなんだろう。自分の作った句は自分がよく分かっている。いや、わかっているつもり、である。けれど、自分の意図しない読みがなされることも多々あって、それは言葉が足らないか使い方が悪いか、ということなんだろう。だから自分の句がどう読まれるのかを確認する第三者機関として句会は機能するということだ。第三者機関が機能するって、社会的にとても健全なことではあるよね。まあ、これはひとまず船団の、というか私の考える句会というものが、という定義だけはつけておきますが・・・。
工藤恵さんはメールで「
その句から醸し出される貫禄に、心が反応している」と書いておられて、あるいは山本皓平氏には「
季語がないとかなにか傷があってもその句をそのまま受け止めさせる力のある句がいい句だと思う」という発言が句会の中であったりして、そういう点ではいい句に出会う場、ということは間違いないところなんだろう。
さて、じゃあ点が入らなかった句、あるいは直された句はどうする?
私は直されて(こうした方がいいんじゃない?といわれて)その方がいいと思ったら速攻で変えます。自分の作品について自分ほど頼りない読者はないですから。でもだからって、点が入らなかった句は全部削るかっていうとそんなこともない。それはたぶんいい句かどうかではなくて思い入れがあるかどうか、ということにも左右されてくるんだと思う。
点が入ったかどうかってそんなにだいじなこと?と思う私がいるのも事実なのでwなのであまり句会に出して点が入ったかどうか、は自分の基準にはなりません。直す余地があるかどうか、直してよくなるかどうか、どう読まれたかの確認、ぐらいかな、句会に求めるものは・・・・。句会の役割ってそれで十分かもしれませんね。
なので、投句数が多くて全体を見渡せない句会は実際あまり機能的ではないのかも。いい句と呼ばれるものを選ぶだけの句会になってしまうと句会の役割は半分以上期待できないような気も・・・。
そういえば以前先生と対談して(ほぼボツにされましたが)、そこで「いい句とは」てな話になりました。
ネンテン氏「句会でたくさん点が入ったからって、それがいい句とは限らないんだよね。数人わかってくれる人がいて、ってぐらいがちょうどいい。人気句というのはだれでもわかるっていうことだから案外あまりいい句ではないことが多い・・・」・・・・そうそう、小西(昭夫)さんと「なんでこんないい句がわかんないかな、なんでこれとらないかな、って思うよねー」「ねー」って盛り上がったこともありますが(もちろんここでの「こんないい句」は自分の句ですよ(笑))、えー閑話休題、それをいうと数ではなく質、ひらたくいえば読み手を選べって話になりませんかね?だから「信用できる目のある句会」ってコトになるのだと思いますが・・・・。
「どうやったらうまくなるんだろうねえ」
「うまくなれるならなりたいですよねえ」
「そんな方法があったら教えて欲しいわよねえ」
スミコさんとの話し合いの結果、落ち着いたのは「やっぱり句会に出るしかないんですかねえ」・・・・(笑)
そんなこといいながらあっさり神戸句会クローズしましたけど・・・。誰にもほとんど相談せず独断で決めましたが、それがかなう程度の句会だったってことです。しばらく句会ボヘミアンになりますw

つーつっつっつぴ〜、なんて鳴いてるなと思ったら次にコンコンコンとドラミングの音。あれ?窓を開けて眺めるとコゲラが・・・・。そういや新緑の美しい季節になりましたね